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2010年11月29日

強力です。

こんにちは〜。

何だかんだで、すでに11月も終わりですね・・・。
世間のクリスマス満載の雰囲気に♪ウキウキ♪する みつ と はち です。

そんな♪ウキウキ♪気分の日々ですが
実技は厳しく頑張っていますよ〜。

今回の実技では物凄〜く強力な接着剤を使っての
タイル施工方法を学んでもらいました!

”はるかべ工法”
っと言う工法で外壁のサイディング下地にタイルを張ります。

最近でも、だいぶ需要が増えてきているようで
はち が職人だった時はあまり使う機会がなかったのですが
卒業生などに聞くと結構使う機会が多いみたいです。
そんな訳で専門校でもここ数年、実技のカリキュラムに
取り入れるようになった施工方法なんです。


さて、まずはタイルを張る盤台を取り付けます。
綺麗に切れてます
↑電動工具を使って切ります。
 真っ直ぐ綺麗な切り口に2人ともマジマジと見ていました。

取り付け
↑盤台を固定していきます。
 2人で協力しての作業です。・・・意外に・・・重いですよ(汗)

盤台を取り付けたら、大切な”養生”をします。
ヨウジョウ
↑養生をしないと、この接着剤はなかなか取れないので
 大変なことになってしまいます。
 アンドレさん、しっかりテープで養生してくれました(^−^) 



そこまでの作業は準備です!!
これからタイルを張っていきます。

接着剤を塗り・・・乾く前に張るっ!!
か・・・かたい!!
↑この接着剤、強力+硬いので塗るのも大変(汗)
 アンドレさんとジョージさんの逞しい腕っぷしの見せどころでした(笑)

はるかべ用の接着剤は普通の接着剤みたいに簡単に取ることが出来ないので
最初からしっかり合わせて張ります。

・・・が、やっぱり見た目の寸法と実寸法は違います。
人の目はいい加減なもので、合わせたはずでもズレます。

その様子を見ていた竹内先生。
目地割定木でアンドレさんに確認を促します。





確認中・・・アッ!! なんてこったいっ!!
↑ほんの少しのズレがだんだん
大きくなってきます。
実際に確認したアンドレさん自身も
ビックリ!?
↑次からはしっかり確認!!
でも・・・
確認に一生懸命で大事な定木が
接着剤まみれでした(笑)
これも経験ですねっ★



そんなこんなでドンドンタイルを張ります!
小口や二丁タイルだけではなく、モザイクタイルも張ります!!


張り張り こちらも張り張り





もちろん最後は記念撮影
1番綺麗に撮れた写真です
恒例ですね(笑)


投稿者 tile_school : 11:53 | コメント (0)

2010年11月24日

劇薬注意!!

さてさて・・・。

最近ブログのネタがジョージさんとアンドレさんオンリーに
なっております。

・・・が、まだまだ続きますよ〜(笑)

最近、タイル張りにもだんだん慣れてきて
作業がスムーズになってきたアンドレさんとジョージさん。

専門校で、色々な事を体験・学んでいただこうと
今回”酸洗い”の授業を行いました。

酸洗いは現場ではちゃんとした業者さんが行ってくれるのですが
「タイル屋さんがキチンとした作業をしないと大変なんだよ!!」
「タイルの仕上がりがこんなに違うんだよ!!」
っと言う事を知ってもらうためにも説明だけではなく
身をもって体験していただくことにしました。


酸洗い用の酸は劇薬です!!
そして何より匂いがキツイッ!!

最初に容器からバケツに移していた東先生。
結構臭いにやられていたみたいで・・・。
その様子を見たアンドレさんとジョージさんは
冷静に、やや離れた所から見ていました(笑)
ふぎゅっ!!
↑この直後、マスクをしっかり装着!!
 万全な様子で作業していました。

酸は原液では使わず、薄めて使います。
薄めた後は数日前に目地込みをしておいた実習台へ。

東先生が手順や注意事項を説明しながら実際に酸洗いをしていました。
気をつけて〜

アンドレさんとジョージさん、酸を薄めたっと言うわけで
安心していたのか結構近くで説明を聞いていました。
・・・が、ここでアクシデント発生!!
薄めたとは言え、若干の匂いがある酸。
安心していたところに臭いが漂ってきたらしく


クサッ!!!!!!


っと大きな叫び声(笑)  声の主はアンドレさんでした。


説明が終わると今度は各自の実習台で作業開始です。

ここからは☆真剣モード☆
まずは、ブラシで軽く水洗いをし、続いて酸で洗います。
優しくねっ

タイル屋さんが綺麗に洗っても、多少の”アク”が出てきます。
その”アク”や多少の汚れは大体この段階で綺麗になりますが、
洗いがいい加減だったり、汚れたまま放っておくと汚れも取れなくなるんです!!

やや汚れが多い時などは束子などで軽くこすります。
ゴシゴシ

仕上げに綺麗な水でしっっっっかりと洗い流します。
そして作業は完了


そうすると・・・・


なんと言うことでしょ〜★★★
霞んでいたタイルが透き通ったように白くなり
本来の色を取り戻したのです。(某番組風に読んで下さいね!)

アンドレさんもジョージさんもスッカリ綺麗になったタイルに感激していました(^−^)♪
一瞬、ビックリ(@_@);;な場面もありましたが、この日の作業も無事終了。

2人も、壊してしまうのが勿体無いくらい綺麗に仕上げてくれました!!



BEFOREAFTER
びふぉーあふたー

投稿者 tile_school : 10:34 | コメント (0)

2010年11月19日

改良圧着張り

すっかり冬になりました・・・。

寒さの厳しい季節です(>_<)

専門校の実習場は暖房がなく、床がコンクリートのため
結構底冷えがするんです・・・。

でもっ!!
実際の現場はもっと過酷な環境の事も多々あるため
これくらいの寒さは気にしていられません!!

そんな毎日の中、だんだん実技の時間も多くなってきました。

先日行った実技は”改良圧着張り”です。

改良圧着張りとは・・・?
の説明は今まで簡単ですが何回かしていると思うので・・・ 
今回は端折らせていただきますね(笑)


アンドレさんとジョージさんは、今回もとても一生懸命でした☆

授業の時間が短い!っと言うことで、この日は上杉先生が
あらかじめ糸出しの作業をしておいてくださいました。

なので、2人はまずは下地作りから。
何度も練習したこともあり、下地作りは早いもんでした(^−^)

下地が出来たら上杉先生が実際に張りながら説明します。
こうだよ〜
↑ひらがな版の資料や動画でも説明しますが
 やっぱり実際に張りながら説明した方が2人も分かりやすいみたいです。
 分からない時はすぐさま質問!!

接近中
↑時には手伝いながら間近で見て、学びます。


説明が終われば今度は自分達でタイルを張ります。
・・・が、まずはモルタルをタイルに塗る練習から。
コレクライデスカ?

せっかく下地が綺麗に出来ても、ここでの塗り厚がいい加減だと
タイルの仕上がりがグチャグチャになってしまいます。

一定の塗り厚とモルタルの量が重要です!!

2人にはこの練習をしばらくしていただきました。
塗っては落とし・・・塗っては落とし・・・。
単純ですが、やっぱり何事も繰り返し練習するのが1番の上達方法なので。


そしていよいよタイルを張ります!!
改良圧着張りは1枚1枚タイルにモルタルを塗るため
結構手間がかかります。
なので、今まで色んな学生さんを見てきましたが
皆さん最初からはあまり沢山張れません(T_T);;

・・・が、アンドレさんとジョージさん。
かなりのガッツです!!

沢山張ろうとドンドン張っていくのですが
ちゃ〜んと目地を合わせて調整する事も忘れません!!
ガンバルヨ〜

「すごく頑張るね。綺麗に張れているし、初めてなのにビックリです。」
っと声を掛けるとアンドレさんもジョージさんも
「相手には負けたくないですから!!」
っと、宣戦布告な発言(@_@);;

火花が飛んでましたよ〜(汗)
バチ☆バチ☆

どうやら2人はよきライバルみたいです。
2人きりだから余計になのでしょうか?

今度は、その戦いに参戦しよう!!っと思う はち でした♪

投稿者 tile_school : 10:44 | コメント (0)

2010年11月16日

意気投合!!

さてさて、2日間の現場研修を終えた
ブラジル生のアンドレさんとジョージさん。

今回は番外編!!
現場研修中に以外なところで意気投合していた
出来事をお送りしたいと思います(笑)

現場研修でINAXの安全道場に行っていた
アンドレさんとジョージさん。

安全道場での施工研修中にも、色々な出会いがありました。

その1人が辻野さん。
辻野さんはとても元気な方でした(^−^)

「おはようございます。今日もお願いします。」
っと安全道場に入って行くと
「おはよう!今日もよろしくねっ。」
っと、笑顔で気さくに声をかけていただいていました。

そして、お昼休みの時間にはみんなでコーヒータイム。 
仕事中はあまり話す機会は無いのですが、この時間はたっぷりおしゃべり♪

辻野さんは中国での生活が長かったようで、
中国の色々な話を聞かせてくださいました。
他にも、その日に行われる日本VSブラジルのバレーの試合についてなど。

知り合ってまだ2日目なのに、話を聞いていると
それはそれは、もう何年も前から知り合いだったかのような
フレンドリーっぷり!!

はち も谷口さんも話を聞きながら大爆笑でした(^−^)☆☆☆


そんな辻野さん、研修を終え片付けをしていたら
「これ、中国の写真だよ〜♪」
っと素敵な写真を見せてくださいました。

ウキウキでした☆

アンドレさんとジョージさんも
「これはどこですか?」
「この女性は?(笑)」
っと冗談交じりで楽しそうに写真を見ていました。

そして、道具を台車に積んで帰る時も・・・
「2日間、ありがとうございました。」っとアンドレさんとジョージさん。
「こちらこそありがとう。また、会えるといいですね。」っと谷口さんと辻野さん。
そこに
「次は、ぜひ中国で会いましょう♪」っと冗談を返すアンドレさんとジョージさん(笑)

最後の最後まで笑いの耐えない研修でした☆


投稿者 tile_school : 11:00 | コメント (0)

2010年11月12日

安全道場へ

今週2日間、ブラジル生のアンドレさんとジョージさん
専門校スタッフ数名で現場施工研修に行ってきました。

”現場”っと言っても、本当の現場ではなく
INAXの工場の中の一室。

”安全道場”っと言う部署の
研修室の壁タイル張りをさせていただきました。


事の発端は元センター長の谷口さんからの連絡でした。
「研修室の壁がコンクリート剥き出しで・・・
そちらのブラジルの生徒さんに授業の一環で
タイル張りをお願いできませんか?」
っと言う連絡を受け、竹内先生と上杉先生が見学に行き
今回の現場実習が出来ることになりました。
殺風景!?

張るタイルはエコカラット。

アンドレさんとジョージさんは専門校で何回か
エコカラットの切り方、張り方を練習してからの
現場研修となりました。




当日、最初の仕事は養生をする事。
すでに仕上がった室内での作業のため、
汚さないようにシートを敷いたり、養生テープをつけます。

養生が終れば早速作業を始めます。
まずは幅木を取り付けます。
つけます
↑幅木は床と壁の境の辺りにつけます。
 タイルがちょっぴり食い込むように張れるため
 仕上がりが綺麗にできるんです。
 皆さんのお家にも使われていると思いますよ(^−^)/

幅木を付けたら今度はタイルを張っていきます。
専門校で練習した通りに”クシ目コテ”と言うギザギザしたコテを
使って接着剤を塗り、乾く前にタイルを張ります。





ヌリヌリ 2人で作業を分担。
接着剤を塗る人・タイルを張る人に
分かれて作業を進めます。
誰に言われるわけでもなく
自然に話し合い、出来る行動力に
先生もビックリ!?でした。
切り張り エコカラットは目地無しなので
細かく合わせるのが大変ですが
そんな時も2人で話合って
少しでも綺麗に仕上げようと
頑張ってくれました。

そんな作業中、時々谷口さんが様子を見に来てくださいました。
厳しい目でジーッと2人の作業の様子を見た後に
「2人ともとても丁寧な作業をしますね。
とても綺麗に張れていてビックリしました。」
っと感動のコメントをいただきました(>v<)♪
まじまじ



作業は3日間の予定だったのですが
アンドレさん・ジョージさんの頑張りで
なんと2日で終了!!

おまけに、専門校ではまだやっていない”コーキング”までやりました♪
初っ!!
↑初めての作業ですが
 とても綺麗にできました☆
 結構難しいはずなんですが・・・さすがです!!



作業が終わった後は皆で恒例の記念写真
完☆成
後ろの列の真ん中2人がアンドレさんとジョージさん。
その隣に安全道場の谷口さんと辻野さんです♪

1番大きな壁の前で撮らせていただきました(笑)
(竹内先生と上杉先生はこの日は別の仕事で来れず・・・残念です(>_<))

アンドレさんもジョージさんも自分が張ったタイルがずーと残る事に
とても喜んでいました。
(専門校では張ってはめくり・・・張ってはめくり・・・なので)

そして、安全道場の皆さんにも
「室内の雰囲気が全然違うくらい明るくなりました。」
「これで、講習を受けに来ていただく方達にも
イイ気分で講習を受けてもらえます」
っと、喜んでいただけました。

やっぱり、完成後にお客さんに喜んでもらえる喜びって
☆素敵☆ですね。

投稿者 tile_school : 11:26 | コメント (0)

2010年11月09日

モザイクタイル

先日、MYコテ板を作って、下地作りの実技を行った
アンドレさんとジョージさん。

今回は、早速その下地作りからの実技です!!

その日は久々の朝から実技の授業の1日でした。
東先生の”モザイクタイル張り”の実技です。

まずは、教室で簡単に作業手順や注意事項などの説明を受けます。

その後、実際に実習場での実技開始です!

・・・っと言っても、いきなり張れるものじゃないので
最初はやっぱり糸だしからです(^_^);;

アンドレさんもジョージさんも”早く・正確に”出来るようになってきました。
(やっぱり毎日の積み重ねの成果ですね♪)

糸出しが終ったら、続いて下地作りです。
2人とも、下地作りは先週の実技の授業でマスターしているため
スイスイと作っていきます(^−^)b





塗り 1回で塗れる幅も広くなって
床に落とすモルタルも激減ですっ!!
定木当て 定木で平らに整えます。
とっても几帳面な2人なので
精度はかなりの仕上がりです!

ここまでで午前の授業は終了。
2人とも、”早くタイルが張りたいっ!!”っと言う雰囲気でしたが
下地を少し乾かさないといけないっと言う訳でお昼休みに。。。


そして午後。
待ちに待ったタイル張り!!

アンドレさんもジョージさんも、東先生の説明を思い出しながら
作業を進めていきます。

実は2人、先週までずーっと”積み上げ張り”の練習をしていたため
モルタルを塗って壁にタイルを張るのは初めてなんです!!

モザイクタイルは小口や二丁掛けタイルとは違って
タイルの厚みも薄めで、目地幅も5ミリしかないので
モルタルを厚く塗ってしまうと目地からはみ出し、
後の作業がかなり大変になってしまいます。
だからと言って、薄く塗るとタイルの裏足にモルタルが入らず
剥離や落下の原因になってしまいます(>_<)

アンドレさん、ジョージさんは厚からず・薄からずのモルタルの量に
四苦八苦しながらモルタルを塗っていました。
「モルタルの厚みがムツカシイね〜」
っと何度も言うので、2人の口癖みたいでした(笑)


そんな中でも、2人は頑張ります。
初めて使うモザイクタイル。
ブラジルではモザイクタイルはほとんど使われないそうで
「珍しいです。」っと話していました。
日本ではベター過ぎるくらいなので不思議な感じです(^_^);;

張ります

モザイクタイルはたたき板で叩いて張ります。
「叩き方がおかしかったり、叩く力が強くても弱くてもダメですから
難しいですが、ゆっくりでいいですから注意して張ってください。」
っと言う東先生の指導をしっかり聞いて張っていました。

最後は、ちゃーんと紙も捲って目地直しもして終了。
綺麗にします

この日の2人の感想は
「モザイクタイルハリハ ムツカシイ。 デモ オモシロイ。」


投稿者 tile_school : 15:04 | コメント (0)

2010年11月08日

職場体験やりました!

先月のお話ですが・・・

はち の奮闘ぶりをご紹介します!!
皆さん、優しい気持ちで見てください(笑)

先月末。
専門校で”職場体験”を行いました。

一般の方に来ていただき、タイルのこと・タイル張りのことを
知っていただこう!!っと言うものでした。

参加してくださったのは10名で
今回は 竹内先生、上杉先生、はち がやらせていただくことになりました。


体験は午後から。

3時間の体験時間で色々なことを紹介したい!!
と言うことで挨拶は手短に。

そしていよいよ体験の始まりです☆


まずは”タイルとは何か?”を知っていただくために
竹内先生の講義を聞いていただきました。
タイルとは?
↑実際の材料や焼く前のタイル。
 完成したタイルなどを、見て、触ってもらいながらの講義でした。
 皆さんメモを取ったり、初めて触るタイルに興味津々だったご様子です。
 


タイルとはどんな物なのか?っを知ってもらったら
次は実際にタイルが張ってあるところを見てもらいます。
こちらで〜す
↑紹介してくださったのは上杉先生。
 先月来ていた技能五輪の課題や技能士試験の課題などを
 説明してくださいました。
 細かいところまで綺麗に出来ている作品に皆さんビックリ!!
 「触ってみてもいいですか?」っと恐る恐る触っていました。
 


その後もドンドン進んでいきます。

次はいよいよ はち の切物説明。
色々な道具がありますが、今回は簡単な
”ペンシルカッター、くい切り、押し切り”の紹介をさせていただきました。
興味津々です
↑傷を少〜しつけるだけで簡単に、綺麗に割れる
 タイルにビックリしていただきました(^−^)





そして・・・休憩を挟んで、いよいよ皆さんにもタイル張りの体験をしていただくことに!!

まずは はち が実際に内装接着剤を塗り、タイルを張りながらの説明。
簡単な説明の後、各場所でタイルを張っていただきました!

今回は、だた白いタイルを張っても面白くない!!っと言う事で
色々な色や大きさのタイルを組み合わせて張っていただきました。
見本

皆さん、今日1番の盛り上がりの中、接着剤を塗りはじめました。
・・・・が、ここで大苦戦!!(>_<);;

接着剤が上手く塗れません!!
慣れた はち がチャチャッと塗ったので、
そんなに難しくないと思っていたみたいですが・・・。

皆さん、手もコテも接着剤まみれ(汗)
「難しいっ!!」
「全然上手く出来ない!!」
っと言う声が多発しておりました。

はち と上杉先生、竹内先生も応援に加わってくださり
少しづつですが何とか塗ることが出来ました。


そして、張ります!!
綺麗に揃えて
↑1つ1つ丁寧に墨に合わせて張っていきます。
 さすが女性!作業はとても丁寧でした♪

真っ剣
↑こちらの男性は一言もしゃべらず
 凄い集中しながらタイルを張っていて はち も声を掛けるのを
 控えてしまうくらいでした。
 


アッ言う間に時間が過ぎてしまい、タイル張りの作業も終了。
体験してくださった皆さんからは
「思ってたより難しかった!」
「職人さんの技術は凄い」
「貴重な体験ができました♪」との声が聞けました。

今回は10名の方でしたが、これからも
ドンドン皆さんにタイルの事を知っていただき
”タイル張りは難しいけど面白い☆” 
っと興味を持っていただけたら嬉しいなぁ♪っと思うスタッフ一同でした。

投稿者 tile_school : 11:24 | コメント (0)

2010年11月02日

大工さんみたいでした(^−^)

ブラジル生のアンドレさん、ジョージさんが来て
早くも1ヶ月が経ちました〜。

少し前の話ですが・・・コテ板作りをやりました!!

毎回、専門校に研修に来る学生には、必ずコテ板を作ってもらっています。

何故かと言えば・・・
コテ板は人によって、持ち手の角度や板と持ち手部分の幅などが違います。

自分に合った角度や幅のコテ板でないと
作業がやりにくいんです!!かなりっ!!

そんな訳で、アンドレさん、ジョージさんにも


”MYコテ板” を作っていただきました(^−^)


最初に、材料と作成手順の書いたプリントを渡し、
実際のコテ板を見せながら簡単に説明をしました。
作業手順です

その後は、早速作成開始


簡単な説明だけで、作成手順のプリントも漢字で書いてあったので
”実際作り始めたら細かく説明しながら作業しないとっ!!”
っと思っていた はち ですが・・・

ところがどっこい!!

アンドレさんもジョージさんも、作成手順の絵と完成したコテ板を見て
ドンドン作っていくのです!!
印をつけます
↑まずは板に墨だしです。印をしておかないと
釘を打ったら貫通してる!!なんて失敗もしばしば。。。

自分で切ります
↑木も自分で切ってもらいます。
今までの学生さんは”自分の分は自分で”っと各自で切っていたのですが
アンドレさんとジョージさんは2人で協力して切っていました!
作業効率のアップです!!

欠きこみ作り中
↑握りの部分の欠きこみ作りです。
個人で高さが違うので少しずつ調整をしながら作っていきます。

細かい部分の質問はありましたが、それでも はち が思っていた以上に
ドンドン作り進めて行くので、思わず
「作った事あるの?」っと聞いてしまった はち。
「初めて作りますよ。」っと答える2人に
”そ・・・そうだよなぁ〜。”っとまたまた思う はち。

ちょっとビックリしている はち に気づいてくれたのか
「この絵が分かりやすいし、完成品もあるから分かりますよ」
っと優しいフォローをくれました(^−^)




・・・が、順調と思っていたコテ板作りにも陰りが・・・!!

ジョージさん”釘打ち”に大苦戦(>_<);;
コテ板に使う釘は、ちょっと小さめなんです。
なのに、ジョージさんはガッチリ体系なので・・・。
力強く叩きこみ過ぎて釘が板に入る前に
先に曲がってしまうのです・・・(^−^;;)∧
普段からジムで鍛えた肉体が・・・残念ですっ!!

何度も、何度も「う〜ん。また失敗です。」っと言いながら
頑張るジョージさんでした。

組み立てます
↑ジョージさん大苦戦の釘で固定する作業です。
たかが釘打ち!されど釘打ち!!ですね。

一方のアンドレさん。
アンドレさんもガッチリ体系なのですが、見た目によらず・・・
見事に釘打ちをこなしていきます。

しかも、数本の釘を口にくわえながらの作業。
大工さんみたいでした。


こうして完成した”MYコテ板”
2人とも裏にしっかり名前を書いて、早速塗りの練習までしましたよ〜!!

投稿者 tile_school : 15:37 | コメント (0)

2010年11月01日

お疲れさまでした。

こんにちは〜。

11月に突入ですね。
専門校の木の葉もちょっぴり色づいてきました。
北風小僧が元気です!!

そんな中、1つの別れがありました。

ブログでも何度も紹介しています”ベトナム研修生”

10月末、2人の研修生が3年間のタイル施工の研修期間を終えて
ベトナムに帰ることになっていました。


その1人、ズンさん。

実は昨日10月31日。
ついにズンさんがベトナムに帰る日だったのです。


日本に来たのは3年前。
家族と離れ、言葉も分からない日本に来て必死に日本語を
覚えていました。

専門校での研修は日本に来て2ヶ月目。
期間は1ヶ月。
その1ヶ月の間に、タイル張りの基礎を覚えてもらうため
毎日毎日頑張っていただきました。

専門校での1ヶ月の研修期間が終わると、岐阜のタイル屋さんに行き
そこで3年間タイル張りの仕事をしながらタイル張りの事を覚えます。


様々な理由があって何人もの研修生が途中で帰国する中
ズンさんは3年間、とても頑張ってくださいました。

古川先生とは時々、趣味のバイクツーリングを兼ねて遊びに行ったり
はちとは時々電話でのやり取りをしていたんです。


そんなズンさんがベトナムに帰る!!
っと言うことで、昨日古川先生・上杉先生・はちの3人で空港まで
お見送りに行ってきました!!

上杉先生とはちは3年ぶりの再会です!!

空港でズンさんと会うなり、まずはしっかりと握手。
古川先生とはガッツリ抱擁してました(笑)
「先生、お久しぶりです。今日はわざわざありがとうございます。」
っと流暢な日本語で挨拶(^−^)

搭乗手続きがある時間まで色々な話をしました。

ズンさんはしきりに「3年間は早かったです」っと寂しそうに言っていました。
でも、それ以上にベトナムに帰って家族に会えるのがとても嬉しそうでした♪

もちろん、見送りに来た方も沢山!!お土産の量も沢山!!
お土産は自分で家族に買った物から、
色々な人にいただいた物まで。
大事そうに1つ1つかばんに入れているズンさんを見て
”ズンさんは日本でとても良い人たちに出会ったんだなあ〜。”
”これもズンさんの人柄が素敵だってことですよね。”
古川先生と上杉先生、そしてはち。しみじみしちゃいました。。。




・・・そんな時間もアッ言う間で、
バタバタしながらの搭乗手続きも無事に終え
ズンさんはベトナムに帰っていきました。

今頃、家族にいっぱいのお土産や話をしている頃かなぁ♪
寂しいけど、嬉しい別れの1日でした。


投稿者 tile_school : 11:31 | コメント (0)