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2010年11月12日

安全道場へ

今週2日間、ブラジル生のアンドレさんとジョージさん
専門校スタッフ数名で現場施工研修に行ってきました。

”現場”っと言っても、本当の現場ではなく
INAXの工場の中の一室。

”安全道場”っと言う部署の
研修室の壁タイル張りをさせていただきました。


事の発端は元センター長の谷口さんからの連絡でした。
「研修室の壁がコンクリート剥き出しで・・・
そちらのブラジルの生徒さんに授業の一環で
タイル張りをお願いできませんか?」
っと言う連絡を受け、竹内先生と上杉先生が見学に行き
今回の現場実習が出来ることになりました。
殺風景!?

張るタイルはエコカラット。

アンドレさんとジョージさんは専門校で何回か
エコカラットの切り方、張り方を練習してからの
現場研修となりました。




当日、最初の仕事は養生をする事。
すでに仕上がった室内での作業のため、
汚さないようにシートを敷いたり、養生テープをつけます。

養生が終れば早速作業を始めます。
まずは幅木を取り付けます。
つけます
↑幅木は床と壁の境の辺りにつけます。
 タイルがちょっぴり食い込むように張れるため
 仕上がりが綺麗にできるんです。
 皆さんのお家にも使われていると思いますよ(^−^)/

幅木を付けたら今度はタイルを張っていきます。
専門校で練習した通りに”クシ目コテ”と言うギザギザしたコテを
使って接着剤を塗り、乾く前にタイルを張ります。





ヌリヌリ 2人で作業を分担。
接着剤を塗る人・タイルを張る人に
分かれて作業を進めます。
誰に言われるわけでもなく
自然に話し合い、出来る行動力に
先生もビックリ!?でした。
切り張り エコカラットは目地無しなので
細かく合わせるのが大変ですが
そんな時も2人で話合って
少しでも綺麗に仕上げようと
頑張ってくれました。

そんな作業中、時々谷口さんが様子を見に来てくださいました。
厳しい目でジーッと2人の作業の様子を見た後に
「2人ともとても丁寧な作業をしますね。
とても綺麗に張れていてビックリしました。」
っと感動のコメントをいただきました(>v<)♪
まじまじ



作業は3日間の予定だったのですが
アンドレさん・ジョージさんの頑張りで
なんと2日で終了!!

おまけに、専門校ではまだやっていない”コーキング”までやりました♪
初っ!!
↑初めての作業ですが
 とても綺麗にできました☆
 結構難しいはずなんですが・・・さすがです!!



作業が終わった後は皆で恒例の記念写真
完☆成
後ろの列の真ん中2人がアンドレさんとジョージさん。
その隣に安全道場の谷口さんと辻野さんです♪

1番大きな壁の前で撮らせていただきました(笑)
(竹内先生と上杉先生はこの日は別の仕事で来れず・・・残念です(>_<))

アンドレさんもジョージさんも自分が張ったタイルがずーと残る事に
とても喜んでいました。
(専門校では張ってはめくり・・・張ってはめくり・・・なので)

そして、安全道場の皆さんにも
「室内の雰囲気が全然違うくらい明るくなりました。」
「これで、講習を受けに来ていただく方達にも
イイ気分で講習を受けてもらえます」
っと、喜んでいただけました。

やっぱり、完成後にお客さんに喜んでもらえる喜びって
☆素敵☆ですね。

投稿者 tile_school : 2010年11月12日 11:26

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