INAX建築技術専門校のページへ

« あけましておめでとうございます | メイン | 遅れましたけど壁だけは張り目地まで詰めました。 »

2012年01月11日

テクノトレーニングセンターで展示のカラ張りをしました。

単品で商品をご紹介するのに、壁に張っていきます。
床テストの感想。

P1020353.JPG
この黒い壁に床のタイルを張っていきます。
カラ張りの割付図面はあるのですよ。
もう壁は仕上がっているので墨は打てません。
養生テープ、水糸とレーザーで割付しています。
ちなみに千枚通しなどは使えませんよ。
P1020352.JPG
張ったのは300角と300×600角です。
300角は四方に両面テープ(少し厚い)を張ります。
そのあと接着剤を塗ります。
300×600角はL金具をタイルの下端につけて張りつけます。
落下及びズレ防止ですね。

P1020358.JPG P1020359.JPG

今回は床のテストを紹介します。
以前は目地とも100角を使用しましたが、
今回は100角と150角混合でそれも目地を伸ばすテストでした。
横糸は縦糸の下を通すことまで採点をしました。
私が説明をしている時にちゃんと聞いていないといけないですよね。
150角のタイルが少し厚みあるので、いかに面を合わすかがポイントです。
縦糸をどこに出すかも重要になってきます。
もちろんバサはスコップで(水加減も含めて)各自練ります。
ちなみに定規は900でいかに下地を綺麗に作るかですよ。
試験時間は3時間  打切時間は3時間30分
Download file

23期の訓練生の感想
床のテストの感想
まず、このテストで重要だと思ったのが自分の実習台の癖を知ることだと思った。
人によって床の厚みが違うと思った。
あと、難しかったのは、バサモルタルを仕上げから1009で作っても
セメントノロをかけると下がったり、上がったりするので、
その辺気をつけながらやったほうが良いと思った。
あと実習台の方は水平墨からタイルを張ってからも寸法が計れるが、
奥にいくと計れないのでバサモルタル下地は水平に作らなければならないと思った。




P1000756.JPG P1000791.JPG

アズマ

投稿者 tile_school : 2012年01月11日 17:01