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2010年07月07日

工場実習

さてさて、いつも専門校での実習の様子をお送りしていますが
今回は・・・工場実習です!!

せっかくタイルの勉強をしているのだし・・・
タイル製造の中心でもある常滑に来ているのだから・・・
っと言うわけで、皆で工場実習に行ってきました!!

さすがに30人全員で行くのは難しい(汗)っと言うわけで
今回もITCの時と同じく半分の15人ずつで2回に分かれて
実習に行かせていただきました。

学生の皆さん、各企業に就職してタイルを張るのも初めてなら
タイルの製造過程を直接見るのも初めて。
学科の時間に勉強したり、ビデオを見たりして学んではいますが
実際の工場で実習をするのはやっぱり全然違うみたいです!!

なので学生の皆さん・・・やや興奮気味!?でございました・・・(苦笑)

今回実習をさせていただいたのは2つの工場で
それぞれ作っているタイルの種類も作りかたも違います。

学生の皆さんは、作り方が違う事にもビックリ!
”タイルは焼く前はとても軟らかい”っと言うことにもビックリ!

さらに、タイルが出来るまでに物凄い時間がかかることにビックリ!!
なんせ・・・一般的なタイルを作るのには1000℃以上の釜の中で
30時間〜40時間もの間焼かないといけないんですよ!!

そして、もう1つ・・・。

工場の中はとにかく暑い!!

「真夏になると40度近くにまでなる」っと言う説明に
専門校での実技の時間に暑い暑いと騒いでいる学生も驚き
「自分達はまだまだ良い環境なんだ」っと思うところもあったみたいです。


今回の工場実習で、タイルが出来るまでにどれだけの工程があり
どれだけの精密さを必要とし、どれだけの人が携わっているのか。
そして、そのタイルを作るための環境がどれだけ過酷なのかを知った学生の皆さん。

学生が書いた感想文には
「タイルが最初はあんなに柔らかいなんて知らなくてビックリしました」
「不良品を検査する人の動きが早くて、
自分には良い物と不良品の区別がつかなかった。」
っと色々な感想が書いてありました。

タイルの知識と共に、社会人としての仕事の大変さを知った1日だったみたいです。

今回は大人の都合により写真がありません。
みなさま、想像でお楽しみくださいませ。

投稿者 tile_school : 2010年07月07日 15:12

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