INAX建築技術専門校のページへ

« 信頼 | メイン | お別れパーティ »

2009年02月24日

びふぉーあふたー

先週、不調により更新できなかったので連投で行きますよ〜!!
パンダが好きな「はな」です!!
パンダだらけのグッツに悩殺され、今期のマイテーマは「パンダ」に決定しました!

結局、はなが同行できなかったブラジルチームの工場タイル張り。
上杉先生がたくさん写真を撮ってきてくれたので、その模様を掲載します。

最初にタイルを張る前の状況をご紹介します。
・・・アングルが悪くて分かりにくいですが、30uの喫煙所です。
写真では確認できませんが、壁には掲示したポスターを剥がした際にできたセロテープの跡や、
タバコのヤニで色が変色していたりします。
また、床にはシミや汚れが目立ちます。
そこで喫煙所をリフォームしようと、専門校に依頼があったわけです。



まずは壁から取りかかりました。
古川先生曰く、基本は上部から施工していくそうです。
なぜなら、下部から張ると後で上部を張ったときに汚れが落ちてくるから。
また、すでに張ったタイルの上で作業しなくてはいけなくなるから・・・が主な理由です。
壁には、INAX商品の【 エコカラット 】という湿度を調節してニオイを取るといった
特殊なタイルを使用しました。



次に床を張りました。
床は工場からの要望で、デザイン重視の市松模様タイルを使用しました。
300mm角のタイルを1枚1枚丁寧に張っていきます。
柱の周りは模様が同じになるよう寸法を測って、タイルを切ってから張ります。
床タイルは、壁のタイルに比べて固い上に大きいので切るのも大変です。

約8日間かけて完成しました。

最初の写真に比べて、
見違えるようになったのが分かります。
とても同じ空間とは思えませんね。
達成感と満足感でブラジルチームの皆は
とても嬉しそうでした。
この作品がずっと残っていくわけですから
感慨もひとしおです。

以前、専門校の卒業生に
「タイル張りの魅力は?」と質問したところ
「自分の作品がずっと残っていく事。」
と答えてくれました。
完成後もわざわざ見に出掛けるそうです。

まだまだ職人としては未熟な彼等ですが、
タイル張りの醍醐味を堪能できたんぢゃないのかな〜?と思ったはなでした。

投稿者 tile_school : 2009年02月24日 15:25

コメント