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2009年07月06日

下地作りとタイル張り

こんにちは〜(^−^)/
週に2・3回はブログの更新をしたいと思いつつ、なかなか上手くいかない みつ と はち です。
アップしたいネタは沢山あるのに〜(>_<);;


久々ブログ更新の今回は前回に続き、学生の奮闘っぷりを紹介します!!

入校して1ヶ月練習しただんご張りのテストも無事に終わり
先週から新しいタイル張りの練習が始まりました。


今頑張っているのが床の下地つくりとタイル張りです。
皆さんは家の玄関や、お店の床をじっくり見たことはありますか?


・・・ないですよね〜。


みつ も はち もタイルの世界に入るまでは、気にすることなんてなかったですから・・・。
でもっ!!今度じっくり見てみてっ!!
何気なくヒールで歩いている方も、自転車で爆走している方も
床が平らじゃなかったら、とても難しいはず!! (ちょっと大げさ!?)

床にタイルを張るときは下地からタイル張りまで、ほとんどが職人さんの手で作られます。
一軒家の玄関から大きなお店の床、はたまた個性的な丸い部屋やスロープなど、
機械では出来ない複雑な床でも
職人さんは「木ごて」と呼ばれるコテと1メートルほどの「定木」と呼ばれる木で
上手に下地を作ります。

「床の下地がタイル張りの仕上げを決める!!」
と言われるくらい重要なんですよ〜。


現在は文明の利器と言う訳で、一度に沢山モルタルを練る機械を使うことがほとんどなんですが
広い場所が無いときは自分で練ります(汗)(汗)(汗)

今から練ります

学校では機械ももちろん使うのですが、ほとんどが自分でモルタルを練り、運びます。
・・・が・・・これがまた・・・しんどい・・・んです。
学生からの悲鳴もたびたび・・・。

バサモルタル

モルタルを練ったらいよいよ下地作り!!
下地は”かなば”と呼ばれる基準となる所を左右に作り、
そのかなばに合わせて定木を使って真ん中の下地を作ります。
生徒も始めて見る作業に興味深々で先生の手つきを見ています。

見本

だんご張りに比べたら、簡〜単〜♪って顔の学生もいたんですが・・・
・・・が!!
一見簡単そうなんですが、なめてかかったら大間違い!!!

いざ自分で作ってみると予想以上の難しさに、これまた悪戦苦闘!!
最近の暑さも加わり、学生の顔には汗と眉間にしわが。

下地作り

でも、上手く作れた時のすっごい笑顔で「できたっ!!」と言ってる顔は本当に嬉しそう♪
はち が思うタイル職人の魅力はこの笑顔の瞬間にあると思います。


次回はいよいよ自分で作った下地にタイルを張ります。
タイル張りに簡単な事などなかなかなく、
学生には努力の時間が続きますが、頑張ってもらいたいものですな〜(^−^)b

投稿者 tile_school : 2009年07月06日 10:53

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